さをり織り
&アート活動Saoriori & Art
「さをり織り」は、規則に縛られず、自由に自分を表現するための手織り技法です。
1969年、城みさをが一本の抜けたタテ糸を「キズ」とみるか「模様」とみるかという視点の転換から、この独自の織り技法が生まれました。
それは、織り手自身の個性を反映した、オンリーワンの布を創り出すものです。
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常識からの解放
—自由に織る楽しさ「さをり織り」は、既成概念や規則から解き放たれた、まったく自由な手織りです。どの色を使うか、どのように織るか、すべて織り手の感性に任されています。ミスや失敗という概念は存在せず、どんな「キズ」も美しい模様へと昇華します。そこには制約もなく、ただ自分の感性を自由に表現することが求められます。
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織り手の感性を引き出す
—それが「さをり」の真髄「さをり織り」では、心を「無」にして織ることで、自分自身の内にある感性を引き出すことができると考えられています。機械のような均一さや完璧さを追求するのではなく、ひとりひとりが持つ個性を大切にし、それを布に表現します。まさに織りそのものがアートであり、織り手の心を映し出す鏡のような存在なのです。
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さをり織りを体験しよう
—自分を表現する手織りの楽しささをり織りは誰でも始められる手織り技法です。規則やマニュアルはありません。すべてがあなたの感性に委ねられています。私たちの事業所では、さをり織りの楽しさを体験することができます。心を解放し、自分だけの布を織り上げてみませんか?